セセデ、結婚式招待状、書籍、民芸品の朝鮮青年社




1.日取りの決め方・六輝について

普段は縁起をかつがない人でも、結婚式の日取りとなると、やはり「大安」の吉日を希望する人が多いようです。オンシーズンの4月〜6月、10月〜11月の土・日・祝日の吉日となると、結婚式の予約が集中します。
うまく予約が取れたとしても、式場によっては同じ日に何組も結婚式をすることになるので、あわただしい思いをすることにもなりかねません。
しきたりや常識にとらわれすぎず、本人や参列者にとって都合のよい日を参考にして選ぶのが一番です。
それでも吉日にこだわりたい場合は、早めに予約をいれることが大切です。
ゴールデンウィークなどは、意外と式を挙げる方が少なく、ハネムーンなどの連休もとりやすくておすすめできますが、多くの参列者が旅行などの予定を立てている場合が多いので、早めに、招待状をだすなどの注意が必要です。
また、女性の体調のよい日や、参列者の都合などもあわせて考えることも忘れないでください。

六輝(六曜)の意味
結婚などの祝い事は昔から「大安」にとり行うのがよいとされ、友引、先勝がこれに次ぐ吉日とされてきました。また、先負、赤口、特に仏滅は凶日として避けられる傾向にありました。
しかしこれらに科学的根拠はなく、現在ではこだわる人も少なくなってきました。
たとえば、仏滅に式を挙げても「あとは良くなるばかり」と考えれば、逆に意味のある日取りに思えます。



2.式場選びのアドバイス

結婚が決まれば、式のスタイルから日取りや予算と二人の希望が実現するかどうか、具体的な準備が始まります。式場選びは結婚式を成功させるもっとも大切なカギとなるのです。
結婚式は人生の一大イベントですが、同胞社会でも同様です。盛大な人前結婚式を催す風潮となっている同胞の結婚式では、参加者300〜500名程度が恒例となっています。
日本経済の不況が続くなか、式を挙げる婚家の負担を少しでも軽減したいものです。


3.衣装選びのポイントと段取り

個性を引き立ててくれる、衣装を体系や年齢、その人の持っている雰囲気によって、似合う衣装は替わってきます。自分の好みも大切ですが、プロのアドバイスにも耳を傾けましょう。
新郎の衣装や会場の雰囲気とのバランスも考慮して。
衣装にかけられる予算も考えて、遅くとも一ヶ月前までにはブーケやメイクの担当者と打ち合わせすることも忘れずに。

チマ・チョゴリとメイク
チマ・チョゴリはドレスに比べて華やかな色彩のものが多いので、眉、目元、口元にポイントをおいて、シャドーや口紅などは明るめの色で、しっかりメイクすることを勧めます。

チマ・チョゴリとブーケ
チョゴリ本来の美しさを損なわないようなブーケを選ぶことが大切です。
プロだからと任せっきりにせず、自分の好みや希望ははっきりと。

ブーケのタイプ
ラウンド
もっともオーソドックスなスタイルのブーケでかわいらしい印象。
アースカラーで作れば大人っぽいし、いろんな色をミックスすれば愛らしさがひきたつ。
花をまるく半球型に集めたスタイルで、ふんわりやさしい感じにもアレンジできる。
クレッセンド
三日月を意味するクレセンド。
その名の通り弧を描くようなエレガントなラインが特徴。
小花で可憐にまとめたり、カサブランカでゴージャスにもできる。
キャスケード
キャスケードとは、英語で「小さな滝」のこと。
滝のようにブーケの花が流れ落ちる華やかで
優美なスタイル。優雅で存在感のあるスタイルで、ボリュームのあるドレスにピッタリ。
アームブーケ
軽く曲げた腕のラインにそって
茎の部分を生かしながら細長いシルエットに仕立てたブーケ。
シンプルでスタイリッシュなイメージ
ボール
その名のとおり完全なボール型のブーケ。
リボンをつけてバッグ風に持つ。
お色直しのカラードレスや2次会のドレスに合わせるのが人気。
    クラッチ
花の茎を活かしてそのままギュッと束ねただけの自然で素朴な印象のブーケ。使う花によっていろいろな印象にできるので、ドレスを選ばない。



4.費用の分担

費用の両家分担については一般的に双方が公平に負担する傾向にあります。基本的な考え方としては花嫁の衣装代とそれにかかる美容・着つけ料は花婿側、花婿(側)の貸衣装や着つけ代などは花嫁側がそれぞれ支払い、招待状など共通にかかるものは両家で折半、披露宴の料理や引き出物などは人数分の頭割りで負担します。
ただし、これはあくまでも一例ですから、両家の考え方や事情で支払い方法は変わってくるでしょう。


5.ナプペ(納弊)

結婚前におこなう結納を朝鮮ではナプペ(納幣)と言います。結婚式を間近に控えた時期に新郎側から新婦側へ届けられる金品のことです。在日同胞社会ではポンチェ(封采)という方が一般的かもしれません。納弊は故郷によってしきたりが違い、済州道には納弊の風習がありません。故郷の違う家同士が結婚する場合、納弊をどうするのか、又、しないのかは両家で話し合って決めるしかありません。納弊は結婚式の一ヶ月くらい前におこなうのが一般的なようです。結納品の内容は目録、金銭(結納金)、貴金属や生活用品などです。経済力を考慮するのはもちろん、結婚後の生活のことを考えて実用的なものが良いでしょう。また、結納金は二で割れない金額にしなければなりません。


6.宣誓文

宣誓文とは結婚する二人が新しい家庭を築き、同胞社会を構成する一員としての自覚を高め生きて行くという決意を明らかにするものです。宣誓文の作成は原稿用紙で2枚から3枚程度、3分以内に読める長さが良いでしょう。結婚式までの読む練習をしておきましょう。また当日、必ず自分で(宣誓文と記念品等を忘れず)持っていくことです。



7.サムシングフォーの言い伝え

欧米では、花嫁が挙式の日に4つのサムシングを身につけると幸せになれるといわれています。

◇Something Blue(何か青いもの)
青いものは純潔の象徴。ガーターや下着のリボンなど、目立たない部分に使うのが一般的ですが、ブーケに青い花や青いリボンを取り入れても素敵です。
◇Something New(何か新しいもの)
新しいものは、これから始まる二人の将来の象徴。幸せな結婚生活を願って、手袋、靴、下着など、何かひとつは新しいものを身につけましょう。
◇Something Old(何か古いもの)
古いものは先祖から受け継がれた富の象徴。母親や祖母から、思い出の品やアクセサリーなどを、何か一つ譲り受けましょう。
◇Something Borrowed(何か借りたもの)
借りたものは隣人愛の象徴。すでに幸せな結婚生活を送っている友人からハンカチやアクセサリーを借りてみては?貸衣装もこれにあたります。


8.在日同胞の婚姻届の手続き

届け先…市区町村役所(場)
届け人…当人、代理人でも可、郵送でもかまわない。
必要書類…婚姻届、外国人登録証明書、申述書(注)もしくは戸籍謄本

(注)
一般的に外国人が日本で婚姻届を出すには日本国法に定められた結婚用件を満たしていることの証明が求められます。その書類を婚姻用件具備証明書といます。日本では通常、身分関係が記載された戸籍謄本の添付で証明することになります。在日同胞の場合も婚姻届を出しに行けば朝鮮籍、韓国籍を問わず、「戸籍謄本なしでは受理できません」と付き返す役所があるのは、このような扱いと、かつての朝鮮が日本の植民地であった事情とも関連します。しかし、朝鮮民主主義人民共和国では戸籍制度をとっておらず、また日本で生まれ育った若い同胞の中には韓国籍であっても戸籍のない人たちが少なくありません。このような同胞が婚姻届を出す際には、本国の法律上婚姻に支障がない旨を記載した申述書を添えれば受理する扱いとなっています。申述書は役所に置いてありますが、ない場合は同胞法律・生活センターにお問い合わせください。


9.結婚記念日

毎年の結婚記念日には、それぞれ名前がついています。
その名前にちなんだ家庭用品を買いそろえたり、お互いにプレゼントを贈りあうのも素敵です。

1年目 紙婚式
2年目 綿婚式
3年目 革婚式
4年目 書籍婚式
5年目 木婚式
6年目 鉄婚式
7年目 銅婚式
8年目 青銅婚式
9年目 陶器婚式
10年目 錫婚式
15年目 水晶婚式
20年目 磁器婚式
25年目 銀婚式
30年目 真珠婚式
35年目 珊瑚婚式
40年目 ルビー婚式
45年目 サファイヤ婚式
50年目 金婚式
55年目 サファイヤ婚式
60年目 ダイヤモンド婚式


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